海外永住者に質問です
2016年12月08日 - 00:45:02

 
初めまして。
現在、海外における医療機関制度及び母国語の必要性の重要度について調査しています。

海外永住の方に質問です!
今後、ご自身やご家族の身に障害(先天的なものも含め)が起きた際に、
在住している国での医療手当が必要になるかと思いますが、
その際には、母国語での治療が必要、もしくはあったほうがいいと思いますか?
(先天的なお子さんの場合は、ご両親いずれかの言語)

対象としているのは、3ヶ月以上の入院、通院となります。
長期に渡り、入院、通院する際、医療対象者やそのご家族の不安も大きく募っていくかと思いますが、
その際、母国語で話せるスタッフがいれば…と思うことがあれば、
ぜひ教えて頂きたいです!!!

(2)
[1] 私の考えです。
2016年12月08日 - 08:50:59

 まず、障害があるかないかは関係なく、病気にしても怪我にしてもですが、
母国語で医療を受けられる、相手に通じることはとてもありがたいと思います。

具合が悪い時、または体が思うように動かない時などは、
言葉を選んでいる余裕もないと思います、また医療専門用語を辞書で調べるみたいなことまで
できないことも考えられます。

しかし、一番大事なポイントは、それを訳す人間の英語能力だと思います。

例えばドクターが日本語を理解していない場合は、その間にはいる通訳する人間が
的確にその患者の言ったことを英語に当てはめてくれるか?というのはとても大事です。

簡単な例でいえば、

雨の日に膝が痛む。ということを患者が日本語で伝えとします。

しかし通訳の人間が、その雨をドクターに伝えなかった場合、
ドクターは雨ということを結び付けない可能性も考えられるということです。

日本語でしかない表現、たとえばキリキリ痛むとか、シクシク痛む、ピリピリするなどの
擬音をいれた表現は独特な文化ですし、それを正確に伝える技術を持っているのであれば
通訳の方がいることにとても安心しますが、中途半端な訳を伝えてしまうのであれば自分で伝えた方が
良いというのが私の感覚です。


[2] ご質問の意図からは若干外れるのですが、調査をされているとの
2016年12月13日 - 15:06:48

ご質問の意図からは若干外れるのですが、調査をされているとのことですので参考までにコメントさせていただきます。

 オーストラリアの病院では、患者から英語でのコミュニケーションが困難であると申し出があった場合、NAATI資格を持った通訳を雇う義務があります。これは、英語をうまく話せないことが患者の不利益に繋がることは差別にあたる、という考えに基づいたもので、病院だけでなく、警察など公的機関は同様の義務を負っています。3ヶ月以上の入院時に24時間体制で通訳を雇ってもらうことはもちろん無理ですが、重要な診察時に通訳の同席を要請することは可能です。
もちろん通訳の方のスキルに依るところはありますが、基本的に母国語でコミュニケーションがとれる体制は整っています。