
East West College of Natural Therapies
Therapeutic Massageコース体験記
今年で創立33年と国内の指圧師・マッサージ師の養成学校の中でも、最も長い歴史を持つEast West College of Natural Therapiesは、これまで多くの優秀な指圧師やマッサージ師を生み出した名門校。Certificate IV in Massage Therapy Practiceコースは、「腰を据えてじっくりと学べる」と定評のコースです。また、政府からの補助金制度を利用できるので、PRビザ保有者の方は、手頃な授業料で資格を取ることができるのも、EastWest Collegeの魅力のひとつ。
ヒロミ号が今回受講したのは、土曜日の午後1:30から5:00までのTherapeutic Massageの授業。少し早めに到着したのに、1階の教室前には数人の学生がすでに集まっていました。本科目は9〜12ヶ月のMassage Therapy PracticeのCertificate修了に必要な科目のひとつ。国の正式認可を受けた修了証書授与まで8週間に渡って学びます。その期間中、リフレクソロジー、アロマセラピー、指圧、フェイシャルマッサージなども勉強できます。
この日来ていたのは、7~8人の学生で全員が女性。なごやかにおしゃべりをしているようで、実は、聞こえて来る会話はマッサージに関するトピック。勉強熱心な学生の印象を受けました。老人ホームで働いていて、マッサージの技術を仕事に生かしたいと考えている人、すでにマッサージ師として働いている人、また、これから新たに学びたい人と学生達の経験やレベルも皆それぞれ違うようです。
教室にケイト先生が入って来ると、早速授業が始まりました。本科目初日ということで、Therapeutic Massageの簡単な定義を説明。そして前半の授業では、体のこりがどうして起こるのか、筋肉とこりの関係、痛みの原因の種類などを学びました。
一方的な講義というスタイルではなく、学生が参加できるように授業が進められます。先生が質問を投げ掛け、それに対し学生が積極的に答えたり、疑問点を先生に聞いたり…。限られた授業時間の中で、多くのを身につけようと、皆、真剣そのもの!
専門用語が多く使われるので、先生が途中で「この意味はわかりますか?」と英語を母国語としない学生達を気遣っている様子も印象的でした。
3:30に10分程度の休憩後、学生がペアになって、実際にこりをほぐすツボの位置や筋肉組織などを、お互いに体感する授業が始まりました。「専門用語やツボの位置など、とにかく覚えることが多いけれど、それ以上に、実践で指の感覚を学ぶことが大切」と話すケイト先生。教室内を回り、学生ひとりひとりが、ツボの位置を理解できているかを確認します。
実践授業後半に入り、学生ひとりをモデルにし、痛みのレベルについて実習しました。マッサージの際に感じる痛みのレベルを1から9とし、リラックスしていられる程度の痛み「6から8のレベル」を理想とすることを説明した後、実際に先生がモデルにマッサージをし、痛みのレベルを聞きながらツボの押し方などを教えていきます。
同コースはフルタイムだけでなく、パートタイムで学ぶこともできるので、仕事を続けながらコースを修了することも可能です。
また、同コース修了後にDiplomaを取得したい人には、Diploma of Remedial Massageというコースに進める他、将来、進路として進むべきか悩んでいる人には、Introduction to Massageというショートコースもあります。
また、政府からの補助金制度を利用できるので、PRビザ保有者の方は、手頃な授業料で資格を取ることができるのも、EastWest Collegeの魅力のひとつ。
経験豊かな先生の下で、将来マッサージ師としてのキャリアを考えている人は、定期的に開催されているオープンデーに参加してみるといいでしょう。
コース説明会:7月7日(木)6:30-7:30pm
7月からの入学スタート日:7月25日(月)
East West College of Natural Therapies
475 Hawthorn Rd.
Caulfield South 3162
Web: www.eastwestcollege.com.au
Email: info@eastwestcollege.com.au
Tel: 03-9528-1212