2017/02/01
チケットGiveaway 『部屋に流れる時間の旅』『かげろうー通訳演劇のための試論』
『部屋に流れる時間の旅』2月10日(金) 7:30PM～公演分
『かげろうー通訳演劇のための試論』2月16日(木) 7:30PM～公演分
1組2名様 鑑賞チケットプレゼント！
震災にまつわるふたつの劇
日本大震災。多くの人々が、人生観を揺るがされるほどの大きな衝撃を受けました。そして数多くのアーティスト達も。
この2月、そんなアーティストによる2つの演劇作品が、メルボルンにやってきます。ひとつが濱中企画の「Kagerou – Study of translating performance（ 原題：かげろうー通訳演劇のための試論ー」、もうひとつがチェルフィッチュの「Time’s Journey Through a Room (原題：部屋に流れる時間の旅）」です。 「Kagerou – Study of translating performance」は、愛する夫を津波にさらわれた福島の港町に暮らす女性の語りに沿って、ゆっくりとした流れと共に進められていくドキュメンタリー・パフォーマンスです。舞台では記録・映像・音声・同時通訳が織り交ざります。
演出の濵中峻さん、今作で「見て欲しいことのひとつ」は「映像」だと言います。「私達は福島を5年にわたって撮影してきました。この作品はその一場面一場面を繋ぎ合わせ、50分程のとても静かで美しい映像になっています。福島ののんびりした時間や、おおらかな日常を感じてもらえればと思います」。
そして濱中さんは「日本語ではない言葉で語られる日本の出来事を皆さんにどう受け取ってもらえるのか一番楽しみ」とも語ります。
「Time’s Journey Through a Room」の作・演出を手掛ける岡田利規さんは、震災により「演劇に対する態度を大きく変化させた」劇作家の一人です。
震災直後「哀しみや不安だけではなく『世の中が良くなる』という希望」も持った人々。そんな純粋な希望を語る「幽霊」の言葉に、今を生き続ける「生者」は苛まれ、耳を塞ぎ目を背けたくなります。今作ではそんな人々の感情が、岡田さんの言葉、俳優の身体、現代美術家・久門剛史さんによる音・空間を通し「聴き、手に取ることができるかのような情景」として、舞台に立ち現れます。
岡田さんは今回の公演について、こう語ります。「上演を解釈するというより経験してもらえたらうれしい。 現在のメルボルンというコンテクストの上でこの作品が上演されたときに何が起こるのか？ メルボルンのお客さんがどのように見るのかを何より僕が知りたいのです」。
アーティストの目を通したふたつの「震災」を、この夏、メルボルンで是非経験して下さい。
【チェルフィッチュ】
『Time’s Journey Through a Room
部屋に流れる時間の旅』
▼公演日時：2月9日（木）-11日（土）7:30pm,
12日（日）5pm
チケットの購入は以下のリンクより
http://www.melbourne.vic.gov.au/arts-and-culture/arts-house/whats-on-arts-house/pages/times-journey-through-room.aspx
Photo below: TIME'S JOURNEY THROUGH A ROOM - Arts House
Photo by Misako Shimizu
【濱中企画】
『Kagerou - Study of Translating Performance かげろうー通訳演劇のための試論』
▼公演日時：2月15日（水）-18日（土）7:30pm
チケットの購入は以下のリンクより
http://www.melbourne.vic.gov.au/arts-and-culture/arts-house/whats-on-arts-house/pages/kagerou-translating-performance.aspx
▼入場料：一般 $45 コンセッション $35 学生 $30
▼会場：Arts House
North Melbourne Town Hall
521 Queensberry St, North Melbourn
▼詳細：artshouse.com.au
KAGEROU - Arts House - Image by Taro Motofuji
＜プレゼントの応募要項＞
[Arts Houseのチケット]希望と記入し、
1.ご希望の講演名
ｰ[部屋に流れる時間の旅] 2月10日(金) 7:30PM
ｰ[かげろうー通訳演劇のための試論] 2月16日(木) 7:30PM
2.氏名（ローマ字表記） 3.住所 4.郵便番号 5.電話番号 6.年齢 7.職業
8.本誌の感想 9.おもしろい記事 10.おもしろくない記事 11.取り上げて欲しい特集記事
12.弊社ウェブサイトへのご意見
の12項目を添えて、E-mail info@dengonnet.netまでお送りください。
応募締切 2017年2月7日（火）
たくさんのご応募を頂きありがとうございました。応募は締切を致しました。
＜Giveaway Guideline＞
Please email us info@dengonnet.net
[Arts House]
1 double pass of giveaway,
1.Choose giveaway
ｰ[Time’s Journey Through a Room] Friday 10th February at 7:30pm
ｰ[Kagerou - Study of Translating Performance] Thursday 16th February at 7:30pm
2.Name 3.Your address 4.Postcode 5.Contact Number 6.Age 7.Occupation
8.What kind of article you’d like to read in our magazine.
Deadline：Tuesday 7th February 2017