医療費用 (2)

気になるオーストラリアの医療費用について、メディケアを持たない日本人の患者さんの医療費を、実例として挙げてみましょう。
 

例1) 20歳学生
めまいとふらつきなどの症状が続き、GP受診、血液検査などの結果、貧血がみられ、スペシャリスト紹介となりました。スペシャリストより原因精査の為、胃カメラを指示されました。

スペシャリスト初診料: $190
私立病院、日帰り胃カメラ処置: $466
スペシャリスト胃カメラ施工: $570
麻酔医: $300
病理検査: $257.05
スペシャリスト再診料: $110

トータル $1893.05
(※スペシャリスト初診以前の医療費は含まれていません)
 

例2) 33歳会社員
腹痛でGP受診、超音波検査で卵巣のう腫を発見され、スペシャリスト紹介となりました。スペシャリストから、のう腫摘出術を勧められ、1日入院で腹腔鏡の手術を受けました。

スペシャリスト初診料: $185
私立病院、手術費用 (手術室・器具使用、薬品など) と1泊分ベッド代: $2350.20
スペシャリスト手術施工: $1000
麻酔医: $451.40
手術アシスタント医: $250
病理検査: $319

トータル $4555.40
(※スペシャリスト初診以前の医療費は含まれていません。また手術をした場合、手術後1回目の再診料は手術施工代に含まれていることがほとんどです)
 

注: 以上のような医療費用は、病院、スペシャリストによって請求される額が違います。