オーストラリアでは、GP (一般開業医)、検査機関、専門医、病院、薬局と、全てが完全に分業されています。それでは、それぞれいくらぐらいの医療費がかかるのでしょうか。気になる方も多いかと思います。
以下にあげるものは、オーストラリアの国民健康保険 (メディケア) を持たない外国人が支払う費用の一例です。参考にしてください。
GP (一般開業医)
スタンダード (約15分の診察) 診察料: 約$55~65
ロング (約30分の診察) 診察料: 約$90~110
※GPでは初診料、再診料などの違いはありません。
※これはあくまでも診察料のみで、何か検査や処置をした場合は、それらの料金がさらに加算されます。例えば、心電図をとれば約$40、けがをして患部を縫合した場合、傷の長さと深さにもよりますが、約$60~150の処置代がかかります。
スペシャリスト (専門医)
初診料: 約$110~250
再診料: 約$60~120
※専門医によってかなり料金に幅があります。こちらもあくまでも診察料のみで、何か検査や処置をすれば、それらの料金が加算されます。
病院
私立病院1泊ベッド代 (シェアルーム) : 約$800~900
公立病院1泊ベッド代 (シェアルーム) : 約$600~700
※公立病院でもメディケアを保持しない外国人の場合は、プライベート扱いとなり、たいていベッド代は高くなります。
※ベッド代はあくまでもベッド代のみ、主治医 (専門医) が回診にくれば、基本的に、診察料として専門医への支払いが別に発生します。手術をすれば、手術室利用代やその他の処置代、薬剤費等がベッド代に加算され、支払いが発生します。
検査
単純レントゲン: 撮影部位によりますが約$75~150
超音波 (エコー) : 約$120~200
CT (造影なし) : 約$280~350
これらの費用は、あくまでも目安です。それぞれのドクターや病院によって請求額、請求内容は変わります。