タックスリターン

日本の確定申告に当たるオーストラリアの「Tax Return」。その仕組みを簡単にご説明します。

Tax ReturnのTips

ABN を取得

ABN (Australian Business Number) は、フリーランス、独立事業経営者として働く時に取得します。所得税額控除や税率等が、TFN を使用して従業員として働く場合とは大きく異なります。ただし、事前に専門家へ相談することをお勧めします。

 

賢いTax Agents の選び方

ATO 認定の Tax Agent Board に登録されている Registered Tax Agents (Accountants) のみ、Tax Return を代理申告し、その申告料を請求できます。プライベートな内容を任せることになるので、まずは会ってみて(初回は無料が多い)、人柄やフィーリングをチェックするのも大切です。

 

Medicare 分が戻ってくる?

基本的に、一定額以上の収入のある人は Tax Return 申告時に収入額の 1.5%(又は 2.5%)を Medicare として自動的に引かれますが、ビザの条件上 Medicare が使えない人は、その分の税金が免除されます。詳細は、Tax Return 前に Medicare Australia 又は専門家へ。

 

給与明細は Gross を見よう

給与明細には大まかに Gross(合計)、Net(税引き後・手取り額)、Tax(税額)が記されていますが、税率は居住者・非居住者によって異なります。

例えば、雇用者側がそれぞれに払う金額が同じでも、手取り額が人によって違ってくるため、不公平感も。オーストラリアでは Gross を見るのが一般的です。

 

教育費税金払い戻し(Education Tax Refund)

昨年度のTax Returnから導入された、教育費税金払い戻し(Education Tax Refund、ETR)は、小中学生の子供に掛かった教育費用を払い戻し請求できる制度です。

家族向け優遇税(Family Tax Benefit)パート A を受給している人で、2009年7月1日~2010年6月30日期間中に、一定の条件が当てはまる場合のみ、小学校、又は中等教育機関に通う子供、又は自活学生に対しての教育費用の最高 50% までが税金払い戻しとして請求できます。

教材費、文房具、家庭で使うコンピューターや関連機器、学習用コンピューターソフト等の購入、設置、修復、維持費用を請求できるので、領収書の保管を忘れずに。

詳細は、ATO のウェブサイト(www.ato.gov.au)で確認してください。

 

詐欺に注意!

ATO のウェブサイトでも再三注意が出されている、偽メール詐欺に気を付けましょう。

手口は、個人宛の場合、ATO の名前で税金の払い戻しの案内を納税者に Email で送り、個人情報(TFN や名前、生年月日等)やクレジットカード番号等を聞き出すというものです。

ATO から Email が送られてくること、ましてや個人情報を聞くことは絶対にありません。不審な Email はすぐに破棄しましょう。

 


※注意
この情報はオーストラリア税制に関する一般的なもので、個人状況の違い等は一切考慮されていません。これらの情報を使用した結果に生じた金銭、資産に対する損害に対しての責任は一切お受け致しません。詳細は、ATOのウェブサイト(www.ato.gov.au)を見るか、専門家(Accountants: 会計士又は Tax Agents: 税理士)に相談しましょう。