州の失業率、国内最悪
国内の失業率が安定してきた一方で、ビクトリア州の失業率が国内で更に悪化していることが明らかになった。
9月10日に政府が発表した、国内における8月の失業率は、前月と変わらず5.8%(正社員のひと月の失業者数は3万800人)だったのに対し、ビクトリア州では、6.3%と前月から0.4%上昇した。
建設業、製造業、金融サービス業は引き続き厳しい状況が続くと考えられており、連邦政府は来年6月までに、国内の失業率は8.25%まで上昇すると予測している。 ジュリア・ギラード副首相は、「他国の経済状況に比べれば、本国の失業率はまだ低い方だが、今後も不安定な状態が続くだろう」とコメントしている。
節水制限、今夏更に厳しく
9月8日、ティム・ホールディング州水道相は、早くて12月下旬に、節水制限を現在のステージ3Aからステージ4に引き上げる計画を公表した。
メルボルンのこの冬の降水量が平均値を下回ったため、貯水池の水位は記録的に下がっており、今夏更に水不足が深刻化されると予測されていることが、今後の水の供給問題の原因となっている。
ステージ4が実施された場合、住宅の庭や商業地区の芝生への水まきの全面禁止、運動場での水まきの禁止、プール使用の際の許可証申請などが検討されている。
これまでのステージ3Aや1人に対し、1日の水の使用目標値を155リットルとした節水キャンペーンは成功しており、メルボルンにおける水の使用量は、昨年に比べ120・3億リットル減少。
ホールディング州水道相は、「州政府は、ステージ4の実施はできる限り避けたいものの、今後慎重に検討していきたい」と語っている。
メルボルンの現在の貯水量は29%で5年前の約半分。(9月8日現在)
通勤混雑緩和に地下鉄計画
9月9日、ジョン・ブランビー知事は、公共交通機関の改善策の一環として、新たに地下鉄路線の建設計画を発表した。
今回の計画では、通勤時間帯の混雑が問題となっている北西部に、新たな地下鉄路線及び新駅を建設するというもの。
新駅のパークビル駅は、フリンダース駅からフッツクレイ間に地下鉄駅として建設され、またクレイグバーン、サンバリー、ワラビー、ウィリアムズタウン、アップフィールド線に毎時14列車、1万2000席が増加される予定。
45億ドルをかけて建設される新地下鉄路線は、約25年前に作られたシティループ以来。
土壌工学試験は年内に開始されるが、建設着工は2012以降に予定されている。
リン・コスキー州運輸相は、今回のインフラ計画により、雇用の拡大につながると期待していると語っている。
ビクトリア郊外、貸付返済不能ハイリスク地区に
家庭の財政難により、将来ローン返済が不能になる危険性の最も高い地区にフランクストン北部が、新たな調べにより公表された。
今回の調査は、企業情報提供会社のダンアンドブラッドストリート社によるもので、過去支払いの滞納歴のある家庭あるいは個人の情報から推測された。
現在国内では景気の回復傾向にあると言われている一方で、国内の1/3の地区が、財政難により、ローン返済不能の危険性があるといわれており、その範囲は昨年比で30%も上昇しているという。
更にこれらの地区は、一般家庭の多い郊外だけでなく、裕福な都心をも含んでいる。
州別では、ビクトリア州が最も危険性が高い46%、続いて西オーストラリアが35%であり、ファーストホーム所有者の多い地区で高い数値が出ている。
9.11に機内で悪質ジョーク
9月11日、ブリスベン発、ロサンゼルス行きのバージン航空007便の出発前の機内で、メルボルン在住のフィリップ・キルシュ(21)が、乗客同士がウェブ上でチャットができる機内サービスで、友人に「爆弾を持っている」という冗談のメッセージを送ったことから、同機の出発が91分遅延。その費用に約2万ドルが生じた。キルシュには、1500ドルの罰金の判決及び、同航空会社利用が永久禁止となった。