テロ容疑者、4人が逮捕
メルボルン郊外で8月4日未明、4人のテロ容疑者が、シドニー郊外にある、ホルズウォージー陸軍基地で自爆テロ行為を計画していた疑いで警察に逮捕された。
当日はカールトン、ブロードミドウ他7ヶ所のテロ集団のアジトと思われる住宅19軒に家宅捜査令状が出され、機動した警察の数は、連邦警察を含む、400人にも上った。
この家宅捜査は6ヶ月前から計画されていたという。
今回逮捕された容疑者は、ソマリアに拠点を置く、イスラム過激派組織のアルシャバーブと繋がりがあると見られ、いずれもオーストラリア国籍を持つ。
ラッド首相は、世論の反発を未然に防ぐため、「今回の容疑者グループは小集団によるもので、ソマリア系あるいはレバノン系の国民とは、関連性はない」と、コメント。また国内におけるテロ警戒レベルは、2001年9月11日の米国でのテロ攻撃と同等レベルであると発言した。
治安対策に警察増員
メルボルン市内での犯罪や暴力事件が急増する中、ブランビー政府は8月9日、5000万ドルの予算を当て、120人の警察官の増員を発表した。これにより、州内の警察官の数は1万人を超えることになる。
今回新たに採用される応募者たちのほとんどは、実践対応部署に配属され、特別対策チームとして、市内でも特に治安の悪化している、キング通りやチャペル通りに配属される予定。
採用者は今年の11月から訓練を開始し、来年の4月までにはその一部が、来年末までには全員が現場で活動を開始する。
州警察がまとめた、ビクトリア州の犯罪統計では、昨年に比べ1.7%減少しているが、路上での暴力行為による犯罪は4.5%上昇している。
また新たな法律では、不要に酔って暴れている者に対し、警察はその場で234ドルの罰金を科すことができるようになる。
汚染燃料、車故障の原因
RACVとビクトリア自動車商工会議所は8月7日、メルボルンで出回っている汚染燃料が、自動車に多大な損害をもたらしている可能性があることを発表した。
これらの汚染燃料の発売元や詳細はまだ明らかになっていないが、自動車修理工によると、今回発見されたサンプルのほとんどが、ブランド名のない小規模ガソリンスタンドで販売されているものだという。
被害のあった自動車は、運転中に突然エンジンが切れたり、エンジンが正常に動かなかったりなどのトラブルが起きており、修理や新たな燃料の購入に1000ドル以上かかっている。
RACVは自動車運転者に対し、排気管や点火プラグに白い粉の膜があったり、ガソリンや排気管から甘い匂いがしたりする場合は、ただちに運転を止めることを勧告している。
山火事被災者に支援金増額
連邦政府は8月7日、2月のブラックサタデーの被災者に対し、長期の経済的自立支援のために、所得補助金を3ヶ月延長して給付することを公表した。
Newstart手当と呼ばれるこの補助金は、2週間ごとに単身者には453.30ドル、カップルにはそれぞれ409ドルずつ、11月10日までの13週間給付される予定。
これまでの政府からの被災者への給付総額は、2億2600万ドルで、少なくとも3700人の被災者や被災地区復興に使用されている。
センターリンクは今後、給付延長を必要とする被災者に対し、個別に連絡を取る予定。
タクシー運転手に苦情増加
ビクトリア州のタクシー運転手が、業務中の飲酒、薬物使用、不当に高い値段を請求するなどの理由で、乗客からの苦情が急増していることが、8月16日、ヘラルドサン紙の調べで明らかにされた。
ビクトリア州タクシー協会への苦情の数は週に平均約50件にも上るという。
また、タクシー運転手に乗客が性的暴行を受けたケースは1ヶ月に2件報告されており、リン・コスキー運輸大臣は、これらの全ての運転手に対し、最高1402ドルの罰金を科し、問題が改善されない場合は、資格を取り消すと警告している。