コネックス、年内に契約満了
州政府は6月下旬、コネックスとヤラトラムズとの契約を年内で打ち切り、鉄道とトラムの運営を、新たな運営会社に委託する計画を公表した。
現在のところ、香港の鉄道事業会社MTRコーポレーションが、12月から鉄道の運営を、フランスの大手輸送会社ケオリ社が、トラムの運営を引き継ぐことが予定されている。
今月締結が予定されている両社の契約期間は8年で、将来の運営実績により15年まで延長される。
今回の決定は、ブランビー政府が来年の選挙戦に向けて、昨今問題視されている、公共交通機関の改善の取り組みをアピールしたものと考えられているが、その一方で「運営会社が変わったところで、抜本的な問題解決にはなっていない。むしろ老朽化したインフラの整備が必要だ」という州政府への批判の声も上がっている。
ブランビー知事、ネットでPR
ジョン・ブランビー知事はインターネット動画共有サービスのユーチューブで質問コーナーを新たに開設、7月8日には3つの質問に対し、回答をした。
ブランビー知事は、「今回の開設は、地域社会からの意見や質問に対し、明確にすることが目的」とコメント。
視聴者は、気に入った質問に対して投票もできる。
一方、このユーチューブを開設後1週間の閲覧者数は、311人で、質問も2件のみにとどまった。
2007年の総選挙戦時にラッド首相がビデオで発信したキャンペーンでは、150万人の視聴者数であった。
新型スピードカメラ増設
ビクトリア州警察は、7月下旬、スピード違反取締の強化に、31の新型スピードカメラを新設し、現存の22ヶ所のカメラを新型装置に切り替えた。
新型の31機は、交差点での赤信号無視の運転違反を取り締まる装置も含まれており、全スピードカメラの取締時間も、現在より50%増加させ、月に9000時間になる。
新たな設置地域は東部郊外ケイシーなどの若年運転者が多い地区で、移動式スピードカメラは、クリスマスやF1グランプリなど、イベントの多い時期に使用される。
今回のスピード違反摘発装置のネットワークの拡大は、1986年に開始して以来最大の取り組みと言われており、州政府は2017年までに交通事故数の30%削減を目指しているという。
州政府は今年度のスピード違反罰金による総収益は、4億3720万ドルと推測している。
子供病院でマクドナルド論争
メルボルン市内にある王立子供病院内のマクドナルド店の存続をめぐり、院内で意見が二分していることが明らかになった。
現在大型改修工事を進めている同院は、2011年の完成予定に向けて、マクドナルドとの契約更新の有無を検討しているが、肥満児の治療にあたる医師達からは、存続反対の声が強く上がっている。
これに対し、他の医師等は、「病気の子供達にとって、マクドナルドの存在は気分転換になっており、許容範囲である」という意見もあり、両者とも院内小売食品委員会に、ロビー活動を行っているという。この院内論争は1991年にも起こっており、結果賛成者の勝利に至った。
同院のリー・マーティンチーフエグゼクティブは、「患者やその家族から要望を聞いたうえで、今後の決断をしたい」と話している。
オーストラリア医師会は、同院に対し、高カロリー、塩分、糖分の食品提供の禁止を強く要請している。
今回の論争に、マクドナルド・オーストラリアの広報担当官は、コメントを差し控えている。
各携帯メールに山火事警報
7月15日、州政府は夏季の山火事シーズンに備え、10月からビクトリア州在住者の携帯電話及び、固定電話に山火事や洪水などの緊急事態に、警報メッセージを配信することを発表した。
この警報システムは全国98%の固定回線を所有するオプタス及びテレストラにより運営されるが、ブランビー知事は、今後全ての携帯電話へ警報メッセージが配信できるよう検討している。