Melbourne School of Fashion
Advanced Diploma of Applied Fashion Design and Technology
1991年の創立以来、完全少人数制の授業とファッション業界での経験豊富な教師陣の下、デザイナーからビジネス経営者まで、様々な人材を輩出してきた Melbourne School of Fashion 。中でも3年間の Advanced Diploma of Applied Fashion Design and Technology は、ファッションを総合的に学べるコースとして人気を集めています。
モノを作ることが大好きで、思い切って本格的にデザインの勉強を始めました。先生はファッション業界で実際に働いているので、この業種には欠かせない生きた情報に触れることができます。将来は自分のレーベルを作って販売したいです。
川原木美穂さん 入学して10ヶ月
Holmesglen Institute of TAFE
(Chadstone Campus)
個性的なブティックや雰囲気のあるカフェで有名なFitzroy。メインストリートとなる Smith St.に曲がる1つ手前の Gertrude St. のトラムストップで降り、街路樹に彩られた静かな横道を行くと、元は倉庫と思われるレンガ造りの同校が見えてきます。
今日の授業は Fashion Design Ⅱ という科目で、デザインから作品の完成までを行います。授業内容は課題がベースとなっているので、週1回、朝10時の授業開始時にクラス全体でのレクチャーが終わると、5時の終業時間まで各人の作業が中心となります。「教師が教えて回るという感じなので、教壇に立つ講義よりも体力的に、ずっと忙しいですね」とメリッサ先生。広い教室の半分にはミシンが、残り半分には大きな作業台が並び、裁断する人、ミシンをかける人、編み機で長々とニットを編み出す人と様々です。その間、パターンの配置や縫い方のアドバイス、機械の使い方など、休む間もなく先生への質問が飛び交います。「デザインをしている時は自分だけの世界ですが、授業ではいろんな年齢やいろんなアイデアの学生に触れることができ、自分のデザインへの良い刺激になります」と、メリッサ先生。自身はイヴニングウェア、ストリートウェア、ランジェリーなどのデザイナー経験があり、教師としてはニットを中心に担当しているそうです。
課題は、今学期はニット、来学期は水着と下着、そして子供服と、10週間単位で出題されます。まずは自分の好きなデザイナーを選び、そのデザイナーの経歴やコレクションに至るまでをリサーチし、そのテイストを生かしながら自分の作品を考え、20のデザイン画を描いた中から、1つの作品を選んで形にしていきます。
学生は1年目の Certificate Ⅳ in Design でFashion Drawing や Life Drawing からパターンの作り方、ミシンの使い方といった、デザインの基礎を学び、2年目で初めて自分のデザインを形にするべく、パターン作りから裁断、縫製までを終えますが、評価項目には作品のできあがりがりはもちろん、リサーチの内容やプレゼンテーションへの評価も含まれており、広い意味でファッションデザインに対応するカリキュラムは、さすがファッションの専門学校といえるでしょう。
他に布地の印刷技術を学ぶ Textile Printing and Design、コンピューターソフトを使って製図やモチーフを作るCAD/CAMなどを1日1科目、週5日間を、学校独自の学期制(3~11月)で進めていきます。また、修了するとAdvanced Diplomaを取得できる3年目は、マーケティングやマーチャンダイズなどのビジネスに重点を置いた授業になるそうです。「1クラス最高17人という少人数制なので、先生の目が行き渡るのが本校の最も良い点です」と、International Student Departmentのニコルさん。
Fashion Capitalと呼ばれるメルボルンで、同校卒業生の独自レーベルを目にしているかもしれません。