





Flinders Street 駅前。コーヒーの香りに誘われるようにFlinders Laneに向かうと、重厚な建物が並ぶ中、黄色いサインが目に飛び込んできます。
「毎週木・金曜日は週の前半3日間の復習になります」と説明してくれたのは、2担任制の木・金曜日担当のクライブ先生。学生は今週のテーマである“Team Building”と表題されたプリントの作業中。月~水にテキストで学んだことを、語彙と文法を中心に復習していきます。
「貿易やマーケティング等、実際のビジネスシーンで使われるテーマを取り上げています」とクライブ先生。
プリントの答え合わせが始まると、例えばsupplyとdemandという単語をその意味だけでなく、ガソリン代の値上げ等、身近な例をあげながら簡単な経済の仕組みにもふれます。
「realignは再編成という意味だけど…」と言いながら、素早くホワイトボードに描いた車の絵と共にrealignの語源まで説明してくれるのは、美術の教師という経歴を持つクライブ先生ならでは。「学生が英語が理解できるようになった瞬間を目にするのは、教師にとっては(それまで教えてきたことに対する)ご褒美みたいなもの」と嬉しそうに形容します。
その後、クラスの半分に “New hunger for our beef”、残りの半分に“Vmoto scoots off to try its luck in Europe”という新聞記事を渡し、各々が自分の記事の内容を相手に説明するというペアでのReadingの練習に移りました。
「今日はオーストラリアの貿易に関する記事ですが、新聞記事を教材とすることでオーストラリアの時事やビジネス事情についても学んでいきます」(クライブ先生)。
同コースは5週間を1ブロックとして、週5日、午前10時10分から午後4時30分までのフルタイムです。「基本的な英語ができる人を対象にしている為、レベルが高く、ほとんどの学生は一般英語を修了してからステップアップしてきます」と、Japanese Marketing Coordinatorの潤香さん。出席率は9割以上厳守、宿題も毎日出るので、学生は誰もが“かなりやる気がある”のが特徴といいます。授業では会議や電話応対等のビジネスで必要なコミュニケーションのロールプレイ、履歴書、ビジネスレター、報告書等のビジネス文書の書き方といった実践的な内容で、TOEIC受験対策も含まれています。
これまではUpper-Intermediateレベルのみでかなり上級者向けでしたが、9月からはIntermediateレベルも開講することになり、定員の増員はもちろん、更に適正なレベルでの受講が可能になるとのこと。「ネイティブと時事問題等を対等に話したい方、日本に帰る前に何かを形に残したい方にぜひお勧めです」と潤香さん。オーストラリアで生活したい人にも、日本で就職活動をしたい人にも見逃せないコースと言えそうです。