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ひとりで悩まないで。
先月は、知らない人と話すのが苦手な方は、あらかじめ何を話すか考えておいて、会話のリハーサルもして準備をしておきましょう、という話でした。でも、自分から他人に声をかけるのが苦手だったり、何を話していいのかわからない方はどうすればいいのでしょうか。
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まず、どうして話しかけるのが苦手なのかを考えてみましょう。恥ずかしいと思ったり、変なことを言ってばかにされたらと思うと怖い、と考えてしまうのではないですか。自分を変えるためには、①自分を変えたいと強く決心する。②今までの自分の思考のパターンを理解し、新しいポジティブ思考を見つける。③「話しかける」経験を積んで慣れる、この3点がポイントです。

「引っ込み思案」は、もちろん性格もありますが、同時にそういった思考パターン(思考の癖)を持っている、ということです。この癖を減らすために、思考の柔軟体操をしてみましょう。失敗したら恥ずかしい、ばかにされたらいやだ、と思うのは人間として自然なこと。でも、積極的に行動できる人は、失敗しても「まあ大したことじゃない」、ばかにされても「その場だけのこと」などと、いちいち悩まずにいられるからどんどん行動できるのです。あなたの慎重さは、時と場合により大切ですが、ここはひとつ割り切って考えるような習慣をつけてみませんか。

ノートを1冊用意しましょう。1ページ目には自分の決心を自分のコトバで(例:誰とでも気軽に話ができるようになる)、次のページにはあなたの今までの思考(例:話しかけるのは恥ずかしい)と、新しい思考(例:失敗しても大したことじゃない)を書き込んでおき、3ページ目からは自信をつけるために、「話しかけてうまくいったエピソード」だけを記録していきます。そしてどんどん人に話しかける練習をしていきましょう。

もちろん、いつも成功するわけではなく、失敗して恥ずかしい思いをする時もあると思います。そんな時にくよくよ悩むのはNG。ノートを読み返して、「大丈夫、大したことじゃない」「成功したこともあった」と自分に言い聞かせ、「失敗してしまったけれど、とにかく自分から声をかけることができてよかった」と考える。これを続けることによって、恥ずかしい気持ちをだんだん乗り越えて、自分から気楽に声をかけることができるようになっていきます。そして話をすることに自信がつけば、何を話していいのかわからない、という悩みも自然に消えていくはずです。
悩み相談
VIC州公認サイコロジスト 桜井多恵子さんが、言葉や文化の違う国での生活の中でのさまざまな悩みを 伝言ネットの紙面で皆さんと一緒に考えていきます。
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