Nick Drake ~Five Leaves Left~
ため息の湖
街を行く、この疲れた私自身の顔色と、この春空の色は正反対のような気がする。こけた頬、青い唇、黄色い目。私は一体どこから来て、どこへ向かうのか? このまま、私の心のように、私自身が粉々になり、この春の風に乗り、どこか全く知らない土地へ吹き飛んでいくのもひとつの手段かもしれない。誰にも気付かれずに、新しい土地で新しい私を築く。悪くないかもしれない。他人にこれ以上迷惑をかけず、今までの全てを懺悔する。なぜなのだろう? どうしてこのようになってしまったのだろう? 私はどこに属しているのか? 【Nick Drake】。なんだって私の心は、この彼の音に過剰に反応してしまうのか? 悲壮感と高揚感。この際まとめて噛み砕いてしまおう。