City of God
日常茶飯事の出来事

1960年代後半、ブラジル・リオデジャネイロの貧民街 “City of God” では、銃による強盗や殺人が絶え間なく続いていた。そこでは3人のチンピラ少年が幅を利かせている。ギャングに憧れる幼い少年リトル・ダイスは、彼等と共にモーテル襲撃に加わり、そこで初めての人殺しを経験すると、そのまま行方をくらました。一方、3人組の1人を兄に持つ少年ブスカペは、事件現場で取材記者を目にしてカメラマンを夢見るようになる。70年代、名をリトル・ゼと改めたリトル・ダイスは、“リオ最強のワル”となって街に舞い戻ってきた…。子供が「今日は何して遊ぶ?」というぐらいの気安さで殺人を犯し、麻薬を巡る争いで町中が殺し合う、ブラジルストリートチルドレンの抗争話だ。
OUR DAILY BREAD 『いのちの食べ方』
DVD量販店で購入
大手レンタル店でレンタル可能

Superchunk ~Come Pick Me Up~
夢の中へ

体中の部品が悲鳴を上げる。脳に走る皺の1本1本が、悲鳴を上げる。本当に心の底から疲れたのだと、自分に教える。このまま目を閉じ、そのまま終わってしまいたい、そして再び目を開けた時には、全く新しい環境が、その眼前に広がっていることを望む。[現実を避け逃れること]。頭の中に響くのは、それを何度も何度も、聞き取れぬ程の声で囁く小さな黒い翼を持った鳥の声。その声に賛成する自分と、賛成したがっている自分。どちらも自分のような気がするし、そうでない気もする。逃げることや避けることは簡単だが、後悔や自己嫌悪と向かい合って鼻面をぶつけるのは、とてつもない労力と精神力がいる。【Superchunk】。私の頭の中を音にすれば、きっと彼等の音に似ているのだろう。
The Orbweavers ~Graphite & Diamonds~
JB HIFI 他
1999年
Merge Records
www.superchunk.com    

1Q84 Book 1 & 2
「こうであったかもしれない」近過去小説

1984年。青豆はジムのインストラクターとして生活を営んでいるが、 人には言えない別の顔を持っている。天吾は予備校の講師をしながら、 作家になるための準備をしている。小学生の青豆の両親はある宗教に 傾倒していた。天吾には1歳半の頃の母の生めかしい記憶が残っている。 青豆は親友を亡くして以来、人とのつながりが希薄である。天吾は不 思議な小説、ふかえりという女の子が書いたであろう「くうきさなぎ」 に加筆する仕事を頼まれる。 いろいろな過去が、現在につながり、けれども2人の住む世界は次 第に1984年から1Q84年へと移り変わっていく。村上春樹、7年ぶりの長編大作。
日本人の知らない日本語
村上春樹
新潮社
$50.54
Kanga Kangaにて取り扱い中。

Lucky Country
神の与える試練に人は打ち勝つことができるのか

舞台は、オーストラリア連邦が誕生して1年目、荒野を農場に変えることを夢見る信心深い元教師の父親ナットと、娘サラ、12歳の息子トムの3人家族が暮らす開拓地。生活の過酷さに、父ナットは自らの夢に破れつつあり、正気を保つのも難しくなっている。そんなある日、3人の見知らぬ男達が家を訪れる。亡き母親がいつも言っていた「誰か来ても追い返さないのよ、天使が姿を変えているのかもしれないんだから」という言葉を信じ、3人を迎える家族だった。だが、男達の1人が純金を持っていることを知り、動揺し始める。貧しい暮らしに見てしまう純金の魅力、裕福になれる可能性。良心的な人間が、オーストラリアの厳しい大地に翻弄され、いとも簡単に狂っていく。
Sunshine Cleaning
監督 :Kriv Stenders
Cinema Novaで上映