PC製品別選び方ガイド(3):HDD
メモリ(RAM)が、編集中のデータや計算の途中経過などを記録しておく所なのに対し、HDDは情報の保存単位であるファイルを蓄えておく場所です。文書、写真、音楽、動画など、あらゆるデータをファイルとしてHDDに保存します。ソフトウェア(プログラム)自体も、ファイルとしてHDDに保存してあります。
容量はどの程度必要か?
従って、HDDの容量は、たくさんあればあるだけ、満杯になる事態を避けられて良いということになります。現在、市場ではノート型用で120-500GB、デスクトップ用で160GB-2TB(テラバイト、1TB=1024GB)程度のHDDが出回っていますが、容量が大きければ、その分値段も高くなりますから、お財布と相談して決めてください。
実際には、今PCを購入したら、黙っていても160-250GBぐらいのHDDが付いてきます。通常の使用形態なら、これで充分でしょう。ただ、ソフトウェアはアップグレードの度に肥大する傾向があるのと、誰もが写真、音楽、ビデオなどのデータをどんどん保存するようになってきたという傾向を考えると、私のお奨めはWindowsXPで250GB、Vistaで300GBとなります。音楽、動画などを毎日のように大量にダウンロードするという人は、もっと必要ですから、500GBとか、1TBのHDDを使いましょう。
HDDの形式に注意
ディスクのサイズは、デスクトップ機用で3.5インチ、ノート型用で2.5インチというのが主流です。それぞれに、IDEまたはパラレルATA(PATA:パタ)と呼ばれるものと、シリアルATA(SATA:サタ)と呼ばれるもの、二種類のインターフェース(接続形式)があり、接続するケーブルが違います。SATAは最新の形式で、性能も良いのですが、機種により、使える方式が異なりますから注意してください。
あと、考慮するなら、ディスクの回転数です。3.5インチは7200rpm、2.5インチが5400rpmというのが現在の主流ですが、3.5インチには1万rpm、2.5インチには7200rpmの製品が出始めました。速いほど、システム全体の性能が良くなります。これも、お財布と相談ということになります。