PCサバイバル塾
先月まで、症状別対処法を紹介してきました。まだまだ書きたいことはありますが、今月から新シリーズ「PC製品別選び方ガイド」を開始します。
PC製品別選び方ガイド(1):Mini Note

今話題のMini Note PC

今回は、今話題のMini Note PCをとりあげます。1年ぐらい前から売り出した、台湾ASUS(アスース)社の Eee PC (イーピーシー)が先鞭をつけたこのカテゴリー。Net Top、Eモバイル等とも呼ばれています。当初はモニターが7インチ、OSもLinux系の独自のもので、Emailとインターネットができればいいという妥協の産物でしたが、現在ではモニターが10インチ程度、Windows XPを搭載して、通常のノートPCと同等の性能・機能を持った超小型ノート(ただし厚みは相当あります)に進化しています。他社も追随モデルを出してきており、この不況の中、この種類だけは売上を伸ばしているそうです。人気の理由はもちろん、持ち運びに便利なサイズ。そして価格です。$600前後(日本なら4万円台)で、いいものが買えます。従来のノートでは考えられない値段です。

Mini Note選びのポイント

Mini Noteの最大の短所は、CD/DVDドライブがないことです。音楽CDは聞けないし、DVDムービーは見られません。ソフトウェアは、CDやDVDからインストールできません。基本的には「買ったままを使う。何もつけ足さない」という使い方です。「これでいい」という割切りが必要です。

OSは現在ほとんどがWindows XPになっていますが、たまにLinux系のものがあるので、注意してください。
CPUはIntelのAtomというMini Noteに特化したものがあり、これがお勧めです。メモリは1GBを確保しましょう。
HDD(ハードディスク)は80GBが最低ライン。ただ、HDDの代りにソリッドステートストレジという選択肢があります。システムやプログラムの起動が速く、振動にも強いのですが、容量は現段階で12GB程度。これで十分という割切りができるなら、お勧めです。

大きさに関してですが、モニターのサイズは9~10インチが主流で、これより小さいのは現実的ではないでしょう。忘れてならないのが、キーボードのサイズ。小型化しても、なるべく操作性を犠牲にしないものを選びます。チェックポイントは、キーピッチで、最低ラインは17mmです。ただ、これには個人差がありますから、実際にホームポジションに指を並べて、使いやすさをチェックしてみてください。