心配性を解決 Part 7
このシリーズは、心配のネガティブな影響力を減らすために、セルフコントロールできる有効な方法を書いています。途中のステップを省いたり、心配が軽くなる方法を見付けたのであれば、それを継続してください。
あなたの考えが反証可能かを検討する
ある考えに対して、反証ができるということは、とても重要なことです。というのは、ある考えが本当かどうかを検討できるからです。もしある考えを反証できないなら、その何が正しくて何が間違っているかを見付けることは絶対にできません。見付けることができないということは、科学的な視点において、そのような考え自体に意味がなく、検討できない。つまり、重い心配事として考える必要はない、ということになります。
反証できる考えとは
「千田は165cmである」-千田の身長を測定すればわかる。
「私は試験に落ちただろう」-試験の結果を確認することで確かめられる。
反証できない考えとは
「私は、何をやってもだめな奴だ」
このような考えをする人は、自分のすべての行動に対して、割り引いてとらえてしまっています。「自分はだめな奴」という考えを自明の理であるかのように思っているので、それに対して我々が反証することはできません。
「私は気が狂ってしまうかもしれない」
これも反証が不可能です。というのは、誰にとっても可能性がないと言い切れないからです。
「私は全てを知っておかないといけない」
私たちが生活している限りは、様々なことをしています。学校・職場に電車で行く、夕飯を食べる、ビールを飲みながら人と話をするなど、その後、何が起こるのかを確実に知っていなくても、そのようにしているものです。
ホームワーク
今、あなたを悩ませている考えを同定し、それらの考えが正しいかそうでないか、どのようにすれば確かめられるかを検討してください。例えば「自分は価値がない人間だ」と結論付けるのには、どんな点を観察し、どのようなことを確かめる必要があるのか、また、逆に「自分は価値のある人間だ」ということは、どのようにして確かめられるのか。
考えを反証可能な形に変換する
注:その考え方に何か問題はないだろうか。
その考えは本当に検討可能だろうか。
その考えに反証するための情報収集は可能だろうか