4年前にジャーナリズムを専攻するため、バンドを脱退した。奨学金を得て大学に入り、1年半アジアでの留学生活を過ごした。30歳で未だ学生という自分と、同年代の働く友人達とのギャップに焦り、また研究テーマの重圧に耐えられなくなることがあるという。そんな時、ピアノに向かうと心が落ち着く。音楽の道を一度は断念したが、親友の死を目の当たりにした時、再び音楽と共に生きたいと痛感した。現在は、メルボルンでPPCRecordsのアーティストとして、E-Wah LadyやJacqui Dwyerらと演奏している。
メルボルンでの生活が安定した、そんな折、再び研究のためアジアに移住することが決まった。海外で1から生活基盤を作ることは大変だが、何があっても太陽のような笑顔で夢を追いかけるに違いない。より強い光を手に入れた彼に、再びこの街で会える日が楽しみだ。1つの夢のため、もう一方を諦めるのではなく、どちらも貪欲に欲す。私達も生きてさえいれば、諦めた夢を追いかけることはいつだって可能なのだ。人生は短い。だからこそ、後悔のないよう、人はもがきながらも前進する、その命が燃え尽きる日まで。