プレイグループや幼稚園などに子供を通わせて、「たくさんのお友達と関わってほしい」と思っているお母さんは多いでしょう。2歳では、まだ友達という意識は、持っていない子供が多いと思います。3歳児でも、みんなで一緒に砂場で遊んでいるように見えても、実はバラバラに好きなことをしているだけで、一緒に遊んでいるというのとは、ちょっと違うかもしれません。でも、それでいいのです。
成長の早い子供の中には、3歳ぐらいから、一緒に遊ぶ友達を見付ける子供もいますが、「うちの子には友達がいない」とか、「うまく他の子と遊べない」と心配するほどのことではないと思います。ただ、お母さんが意識して、他の子供と交わる環境を与えてあげるのはとても良いことです。子供は、他の友達のすることを見て、まねをしたりしながら、何か刺激を受けることでしょう。
2、3歳の子供達が集うと、必ず「おもちゃを貸してあげない」ということで、もめますよね。2、3歳の子供が「貸してあげられない」のは、普通のことです。むしろ、「貸してあげられる」子供の方が少ないでしょう。自分が持っている物、今、気に入っている物を「自分が持っていたい」と思うのは普通の子供です。そこで親が「貸してあげなさい!」と怒っても、「やだ~」と泣き叫びます。
子供の特性をよくよく理解したうえで、それでも、友達と上手に遊べるようになるために、時には親が「自分ばかり使わないで、今度は何々君の番ね」と言い聞かせ、自分の子が少々泣いても、他の子供に貸してあげると、年齢とともに少しずつ理解するようになります。
私事ですが、我が家には現地校に通う小学1年の娘がいます。ターム1の間は、友達関係がうまくいかず、悩んでいたようですが、自分で先生に助けを求め、ピンチを切り抜けた様子でした。子供は意地悪されることもあれば、お互いに傷つけたり、けんかしたり・・・といった経験を繰り返しながら、大きくなっていくのだと思います。
近頃のお母さんは、ちょっと子供の心に寄り添いすぎかな? と感じます。もうちょっと見て見ぬふりがうまくできれば、子供もリラックスして、いろいろ経験しながら、自分で人間関係を築いていくでしょう。