子育てQ&A
Q.
公園から帰る時になるとぐずり出して、なかなか帰れません(3歳児)。
A.
子供の言うことを尊重することと、きちんと躾けること、どちらを優先すべきかを、その場面で判断しましょう
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子供に「…の時間だから、もう行こうね」とか、「もう家に帰るよ」と言っても、なかなか聞いてくれず、いつまでも付き合わされるという場面って、結構ありますね。「年齢によって仕方がない」、そのうち「物事には終わりが来ると理解できるようになる」と考えて、ある程度、我慢しなければならない時もあるでしょう。うちでも、娘が2、3歳の頃は、お友達の家から帰る時に、嫌がって泣いて、いつもひと苦労でした。

また幼稚園でも、入園したばかりの子供達は、時間のルールが理解できず、部屋に入る時間になっても外にいることがあります。しかし、時間が来たら終わりで、次の行動へ移すものだと理解させるのも、とても大切な躾です。「もう、時間だから…しようね」と言って、子供が「嫌だ」と言うのをいつまでも聞き入れていては、躾がうまくいきません。時には、子供が泣いても、強引に抱き上げて、言うことを聞かせることも大切でしょう。

子供の言うことを聞いてばかりいると、「親の言うことは聞かなくてもいいのだ」と思ってしまい、全てにおいて、うまくいかなくなってしまいます。子供の言うことを尊重することと、きちんと躾けること、どちらを優先すべきかを、その場面で判断することが大切です。

また、子供は大人のように、時間が理解できません。「もう、5時だから」と言われても、「ああそうか」とは思えません。帰る時間になる前に「あと、10回ブランコをこいだらおしまいね。一緒に数えよう」と言って、それが終わったら、子供がどんなにせがんでも、心を鬼にして帰ることです。例えば、夜寝る前に本を読んであげるとします。子供は本を読んでもらうのが大好きなので、「もう1回」と必ず言います。その時に、突然おしまいにはせず、「あと一回読んであげるから、それでおしまいね」と、終わりが来るということを知らせます。その後、必ず約束を守って終わりにします。そうすると、子供は、「何か終わりが来る時には、先に知らせてくれる、そこで終わりにしないといけない」と理解していきます。

「今日はいいか…」、「これぐらいいいか…」と思ってしまうと、子育てにぶれが出て、それが子供に伝わってしまいます。子供に対して、いつも同じ方針でいることが大切です。
太田 真弓
1~5歳児向けにこにこ教室主宰(毎週火・水曜日)。日本では幼稚園教諭。