先日読んだ本の中に「子供を叱りすぎてしまうのは、親の要求が高いから」とありました。確かに、「落ち着いて座ってご飯を食べて欲しい」、「もっと一生懸命勉強して欲しい」、「遊んだら片付けのできる子に」等々、要求することはたくさんあるでしょう。なぜ子供に要求してしまうかと言えば、「大切に思っているから」、「愛しているから」なのです。
でも、その要求が強すぎたり、高すぎたりすると、親にも子供にも負担がかかってきます。そうすると、親の要求に子供が応えられないので、親は子供を叱ることになります。その要求が高い程、子供を強く叱るようになり、褒めることが少なくなってしまうでしょう。
そうなると、子供は叱られてばかりいるので、自信がなくなり、自分がいることの価値が見い出せなくなり、ひどい場合には、将来、親との良い関係を築けなくなる場合もあるかもしれません。
また、叱ってばかりいると、何が悪くて叱られているのかわからなくなり、叱られるのが当たり前になって、全く話をきかなくなっている子も中にはいます。
そうは言っても、日々の生活の中、「こら~~っ!」と怒鳴りたくなることってありますよね。
急に考え方を変えるというのは難しいことだと思いますが、もっとリラックスして子育てをしてみてはどうでしょうか? 子供は生まれてから3歳までの間に、親にかわいい姿をたくさん見せてくれます。「この子が生まれてくれて幸せ」と、親は感じるでしょう。それだけで、子供はもう十分に親孝行をしているので、本当はそれ以上何かを望んではいけないそうです。
テレビ等を見ているリラックスした時間に、膝に抱いて「○○ちゃんは、いい子だね。かわいいね」とスキンシップをしながら、「自分の部屋の片付けができたら、もっといいんだけどなあ」と話してみてはどうでしょう。そんなに簡単に言うことを聞くはずはない! と思うかもしれませんが、子育ては忍耐です。叱るのをやめて待つことです。叱るよりも、親が真剣に忍耐強く話すほうが、効果があります。何度も何度も繰り返すうち、いつか子供は聞いてくれますよ。