10月9日(木)に、メルボルンで初のイベントを行うDJ BAKU。ヒップホップというジャンルに限定せず、様々なジャンルの人とのコラボレーション、更には映画の監修等幅広く活動。ヒップホップからダブ、テクノとクラブ・シーンを縦横無尽に駆け巡る存在です。
オルタネイティブDJ / トラックメイカー
DJ BAKU
16歳でDJとしてのキャリアをスタート。数々のユニット活動を経て、自身のレーベルDIS-DEFENSE DISCを設立。'05年4月、自ら出演・監修・音楽を務めた音楽ドキュメンタリー映画『KAIKOO/邂逅』を発表。’06年6月、待望の1st.Album『SPINHEDDZ』をリリース。同年12月、GUITER WOLFとのスプリットシングル『ULTRA CROSS Vol.3』をリリース。’07年、変名プロジェクト『Noizd Phank a.k.a DJ BAKU』をスタート。’08年4月、2nd Album『DHARMA DANCE』をリリース。 また、2ndアルバムリリースと同時にDJ BAKUバンド『Hybrid Audio Band』を結成。
DJ BAKU From Japan
日時:10月9日(木)21:00~
会場:The Laundry 50 Johnston St, Fitzroy
Web: www.thelaundrybar.com.au
入場:$10
一本の映画が与えた衝撃
DJを始めたのは、14歳の時に、ハーレムに住む4人のティーンエイジャーが面白半分から悪の道へ引きずり込まれていく姿を描いたヒップホップ映画『ジュース』を観てから。メインキャラクターの一人が、貧しい生活を抜け出し、DJになることを夢見てDJコンテストに出場したりするんですけど、すごくかっこよかった。それまでは、DJはMCの後ろでプレイする裏方的な存在だと思っていたのですが、そうじゃないんだと衝撃を受けました。この映画で、DJという存在がグッと自分に近づいた感じですね。
自分の知らない世界へ
DJというと、どうしてもそれぞれの音楽のジャンルに限定された活動をしているというイメージあるのですが、自分で自分の可能性を限定したくないというか、違うことがやりたかった。今は、やりたいことをやれる時にやりたいと思っています。そういう思いが、1999~2004年までの5年間のARTIST達との交流を描いた音楽ドキュメンタリー映画『KAIKOO/ 邂逅』の製作や、他のジャンルの人達とのコラボレーション活動に繋がっていると思います。
特に、他のジャンルの人と一緒に何かをする・作り上げる作業は、どんな世界を見ることができるんだろうと、毎回ワクワクします。そこで出会った人の物事に対するアプローチの仕方や考え方とか、とても興味深い。短距離レースやスタントに使用される競技用の小径自転車BMXのライダーやスポーツ選手とのセッションも楽しかったし、これからも音楽のジャンルはもちろん、国境も越えて様々な人と刺激し合えたらいいですね。
あと、最近バンドも始めたんです。これも新しい世界の一つかな。バンドとDJの良い部分をもっと取り込んで、最高のDJになれるように志しています。
言葉の壁を越えて楽しみたい
DJには、instやscratchという言語を使わない技法・表現があり、そこが良い部分だとずっと思っていました。オーディエンスと僕の言語が違っても、表現したいことを伝えることができるので、日本以外のところでもっとプレイしたいです。
海外でプレイするようになってから、いろいろなことにすごく感動するようになったかも。今まで知らなかった文化に触れ、まだまだ知らない土地があるんだって。前の話に戻りますが、国や言葉や文化を越えて、新しい人に出会い、わかり合うって、すごいことだと思うんですよ。
パフォーマンスは、言葉の壁が低いというか、ないに等しいので、海外でやるのも日本でやるのも、そんなに変わらないです。ヒッピー、スケーター、酒飲み、ダンサー等、どこにいっても日本の友達のような人達が、たくさん遊びに来てますしね。今回のメルボルンのイベントも、特別何かを意識しているわけではありませんが、みんなと一緒に楽しみたいですね。