ドキドキする気持ち
以前、笑うことによってナチュラル・キラー細胞が活性化され、免疫力が高まり、美容に繋がるということを書きました。今回は、褒められることや恋愛感情のドキドキの影響についてです。

先日、興味深い記事を読みました。アメリカ・ニューヨークにあるストーニー・ブルック大学の研究で、20年以上連れ添った熟年夫婦の脳と、つきあい始めのカップルの脳をMRIスキャンで比較しました。従来は、つきあい始めの情熱的な恋愛感情は12ヶ月から15ヶ月で衰え始めると考えられていましたが、今回の研究では、熟年カップルの10組中1組に、一緒にいる時にドーパミンなどが生成され、ドキドキ感などの反応が起きていることが証明されたそうです(TIME2009年1月4日掲載)。

神経伝達物質(脳内物質)の働き

ノルアドレナリン
ドキッとする・目覚め
エンドルフィン・ドーパミン
ワクワクする快感・幸福感
セロトニン
感情の沈静や調節
アセチルコリン
体を休めて脳を覚醒
恋をしたり、褒められたりすると、脳内伝達物質の分泌が増え、ホルモンバランスが整い、肌にも良い影響を及ぼします。女性が人を好きになると、視床下部が刺激され、女性ホルモンが促されたり、アドレナリンの影響で心臓がドキドキしたり、ドーパミンの分泌によって幸福感を感じたりします。日本のテレビ番組でも、長年連れ添ったカップルが手を握って「愛している」と言うことで、脳内物質が分泌されるかどうかという実験をしていました。
また、ペットをなでる時にも、母性を目覚めさせるホルモンのオキシトシンが分泌され、幸せな気分になるそうです。褒められて嫌な思いをする人はいないと思います。この機会に手を握って「愛している!」って言ってみませんか!?

顔面には30対の表情筋があります。笑顔は8つの筋肉によって作られ、思い悩んだ時のしかめ面は最大で20ヶ所の筋肉が使われるそうです。周りの人を観察してみてください。年齢と共に生きてきた軌跡が顔に刻まれるものです。できるだけ幸せな気持ちで生活しましょう。

斎藤ナオコ
オーストラリアで Beauty Therapy Diploma を取得。サウスヤラのスキンエステティックに勤め、美容整形外科 (イメージセンター)での研修を経て、開業。