第7回 キャリアアップのためのワーキングホリデー活用法
こんにちは。今月号では、ワーキングホリデーを利用して、キャリアアップをお考えの方のためのアドバイスを書きたいと思います。
最初から厳しい話になりますが、以前のコラムにも書いたように、企業の人事担当者は「ワーキングホリデー=ホリデー」と認識している人がほとんどです。これはオーストラリアでも日本でも大差はありません。そして、現実にも、多くの方がワーキングホリデー後の就職活動にとても苦労しています。それでは、キャリアアップを考えてオーストラリアに滞在中の皆さんが、上手にキャリアアップを成功させるにはどうすれば良いのでしょうか。
答えはとてもシンプルです。まずは英語力をできるだけ高めてください。具体的には、オーストラリア人同士の会話でも、堂々と割って入っていけるだけの英語力は欲しいです。オーストラリア生活の最大のメリットは、英語力を伸ばせること。英語力が向上すればキャリアアップに驚くほど直結していきます。
更に、日本で4~5年の確固たるキャリアをお持ちであれば、その経験を活かし、英語も使えるようになることで、キャリアの幅は格段に広がります。現時点でキャリアをお持ちでない方でも、英語力があれば、日本語だけより可能性は広がります。繰り返しになりますが、英語力がキャリアアップの一番の近道です。
次に、海外で生活しているということに満足せず、海外生活の中で何を身に着けるのかを意識して毎日を過ごしてください。実際に、とても多くの方が陥る「落とし穴」ですが、日本では仕事で活躍していた方が、ワーキングホリデー生活ではアルバイトに落ち着いてしまっている姿をよく見ます。キャリアアップを目指して渡豪したのであれば、とてももったいない話です。オーストラリアでも日本でも同じ1日24時間という時間が流れています。キャリアを中断して海外で同じ時間を使うなら、日本でがんばっている人が習得できないスキル(何よりもまず英語)や経験(インターンなども有効)を身に着けることで、初めてこれからのキャリアアップに繋がります。それができなければ、冒頭にも書きましたが、「楽しいホリデーを過ごしたね」としか、実社会では認識してもらえません。就職活動の際に悔しい思いをしないためにも、目先のことだけでなく、ワーキングホリデーが終わる1年後や2年後に、どのような自分になっていたいか、ワーキングホリデーの経験を活かして、どんなキャリアを築いていきたいのかを意識して、有効に時間を使ってください。皆さんの目的に適った、語学学校探しやキャリアを見据えた進路のご相談、ワーキングホリデー後のキャリアプランについて、いつでもお気軽にご連絡ください。