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クルマを助ける救急箱
日本とオーストラリアでは、日常の扱い方はもちろん、法令点検や定期点検の方法等、多くの点で違いが見られます。走行状況、扱い方によって故障箇所や点検箇所も違います。これから安全かつ安く保持するコツを伝授していきます。

はち箱目:「個人輸入車・並行輸入車の長所と短所」

Q
車の個人輸入(並行車の購入)を考えています。
A
ある程度のリスクを覚悟してください。

輸入車はメーカーの純正部品はもちろん社外部品を手に入れるのも難しく、整備情報やデータなどもほとんど手に入りません。修理の受け入れ先は、ディーラー系整備工場はまず無理でしょうし、一般的な整備工場でさえあまり良い顔をしません。輸入車を専門に扱う業者や整備工場の確保は必須です。
Q
輸入車を所持しているのですが・・・。
A
全てを整備工場任せにしない方が良いでしょう。

消耗部品などはある程度手に入れておいたり、部品番号を控えておくと良いでしょう。手に入りづらい部品は、インターネット販売やオークションで日本から送ってもらうなどの努力も必要です。また、メーカー発行の整備マニュアル(英語に翻訳されていればなお可)を手に入れておくのも良いでしょう。
Q
輸入車ってあまりメリットがないですか?
A
そうとも言い切れません。

オーストラリアで販売されなかったが人気のある車や、付加価値がついているような車は、現在でも高値で売買されています。また、長年家族の一員として愛されてきた車や、特別な思い入れのある車は、その人にとって本当の意味で価値がある車なのではないでしょうか。
河原 修平
日本で6年、オーストラリアで6年の経験を持ち、日豪両国で有資格の自動車整備士。現在はAscot Valeの自動車整備工場に勤務中。